うましまのマイクラ(+α)日記

気ままにマイクラをやるブログです。たまにほかのこともやります。

最近のノート向けCPUがややこしい話 PとG7の違いって?

こんちゃす!うましまです

みなさんパソコンは使っていますか?

そのパソコンを選ぶうえでCPUが大事になってくるんですが、

型番がややこしい!

ってのが今回の話題です

 

型番の読み方

一般的なintel製CPUの型番には法則性があります

例にi7-2600Ki5-10210Uを挙げてみましょう

 

まず最初についてるi7やi5はグレードで、数字が大きくなるごとに上位グレードになっていきます

 

その後の数字ですが、二つのブロックに分かれていて、下三桁がモデルナンバー、4桁より上が世代となっていきます

同じ世代同士なら、モデルナンバーが大きくなるほど性能が高くなる傾向にあります

 

そして最後につくアルファベットは、大まかな仕様を表しています

いちいち書くのはめんどくさいので表にしてきました

用途 アルファベット 意味
デスクトップ向け K オーバークロックが可能
KS Kの中から出来のいいものをかき集めたもの(通称カス)
F 内臓グラフィックス非搭載のもの
ノート向け U ウルトラ省電力
H デスクトップ向けに迫るハイパフォーマンス

まぁざっとこんな感じです

このアルファベットは付いてなかったり重複してついてたりすることもあります

 

このへんの法則を理解していれば、大体のintelCPUの型番を見ただけでどんなものかわかるようになります

i7-2600Kは第2世代でオーバークロックが可能、i5-10210Uは第10世代でウルトラ省電力って感じですね

 

本題

しかし最近、特にノート向けCPUでこの法則が通用しないものが出てきています

i5-1135G7i7-1260Pi5-L16G7などがその例です

 

最初の二つはナンバリングの法則を多少無視していますが、かろうじて第11世代、第12世代ということが分かります。しかし、最後のi5-L16G7に関しては何が何だかわかりません

 

そして末尾のG7やPは何を意味しているのでしょうか?

 

まずはG7とPの意味について解明していきましょう

 

調べたところによると、Gは搭載されたグラフィックが強いという意味で、その後についてる7はグレードらしいです

他のU付きやデスクトップ向けCPUには映ればいい程度の性能のintel UHD graphicksが搭載されていますが、G付きにはそれよりも高性能なiris Xe graphicksが搭載されていることが多いです

 

そしてPについて、公式サイトには薄型ノート向けと書いてあるだけで、そのほかの情報はありません。ちなみにiris Xe graphicksを搭載しています

これでは困ると思い、PC界隈のDiscordサーバーで質問することに

するとGシリーズの後継ということがわかりました

確かに12世代以降にG付きのモデルは見当たりませんね

 

では、なぜGシリーズを廃止したのでしょうか

それは、ノート向けCPUの内臓グラフィックがUHD graphicksからiris Xeに完全移行したからだと思われます

これまでGシリーズは、iris Xeを搭載して、他のUHD graphicksを搭載したCPUとの差別化をしてきました

ですが12世代になって、UシリーズにもXeが搭載されるようになり、差別化が難しくなったわけですね

そんな経緯でGシリーズが廃止されたわけですが、かつてGシリーズが存在した場所には空白が生まれてしまうわけです

そんなわけで、その穴埋めにPシリーズが導入されたんですね

 

…という妄想です。実際のところは知りません

 

ちなみに謎に満ちたi5-L16G7は、Lakefieldという他のものとは別のシリーズで開発されていて世代の概念はなく、高パフォーマンスコアと省電力コアを搭載しています。

ちなみに2種類のコアを搭載する設計は第12世代以降のCPUに受け継がれています

影が薄いCPUですが、意外にもintel CPUの歴史の中で重要な役割を果たしているんですね

ちなみにG7を名乗っておきながらXeでなくUHDを搭載しています

やっぱ謎だわ、このCPU

 

おわりに

ってなわけで日常のささやかな疑問を解明してきました

パソコンパーツは一見難しそうに思えますが、YoutubeでPC関連の動画を見ていれば自然にわかるようになってきます

とはいえ独学では今回のようにわからないことが出てくるので、TwitterやDiscordなどで質問できる環境を作っておくといいです

僕のDiscordサーバーやTwitterのDMなどで質問してくれればわかる範囲で答えますのでお気軽にどうぞ

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ではまた!